秋山 勝/株式会社ベーシック 代表取締役
高校卒業後、商社での営業職、ITソリューション受託会社の物流センター立ち上げ、一部上場企業での新規事業立ち上げを経て、2004年株式会社ベーシックを設立。設立10年で50以上の事業を立ち上げる。上場企業に3件のバイアウトを行い、Webマーケティング、ASEANの成長市場に対して展開中。強みは新規事業企画、立案。現在5カ年、年商100億企業達成に向けて鋭意進行中。


iPhoneはあるけれどAndroidはないと。それはなぜなんだろうか?

今まで問題解決していたものの例は、どんなものがありますか?
創業のときに始めたのが引っ越しの一括見積もりなんですけれど、これも本当に素朴な疑問から始まっているんですよね。自分が見積もり取りたいなって思った時に、一社一社依頼するのが手間だから。だとするんだったらまとめて見るってところから始まっていますし。

今でも大きな事業になっていますけれども、フランチャイズ事業に関しては、フランチャイジーとフランチャイザーをマッチングするっていうことなんですけれど、そもそもその起業する人を見つけるっていうこと自体が難儀なことだと思うんですよね。本部からするとですよ。道歩いている人があの人起業しそうだなっていうのはないと思うので。

そういった人たちが集まる情報を僕らがポータルとして持って、今度は探している人がそこに集まってくる。これがマーケティングの力を使ってより加速するっていうことをやってきたりしているので。引っ越しだったりフランチャイズだったりとか、あとは最近で言うとスマートフォンケースが始まったりとか、そういったところですね。

スマートフォンケースの部分に関しては、これも僕自身が量販店に行った時にですね、いろいろざっと並んでいるものを見ていたら、iPhoneはあるけれどAndroidはないと。で、なんでなんだというところから始まっているんですよね。

よくよく紐解いていくと、Andoroidは機種の入れ替えの期間がすごく短くて、メーカーからするとそこに対して何かを作るっていうのはリスクでしかないと。でも、実際に買っている人はたくさんいる。じゃあ、その人たちが白とか黒とかどこにでもあるような柄のものでいいのかっていうのはそれはまた別問題であって、だとするんだったらそこの需要とその問題っていうのはどれだけ解決できるのかなって始めたのが、スマートフォンケースの事業だったんですよね。

それを実現する一つの手段っていうのがオンデマンド。新しい技術ですよね、3Dプリンタを使って、実際に依頼を受けてから作って出荷するという流れさえ構築できれば解決できるんじゃないかっていうところで始めたのがそういう事業もあります。

力まず、恐れず、スピーディーに

今まででどれくらいの事業をやってきたのですか?
失敗の数も含めれば50も60もあるとは思うんですね。実際事業化できているのが20程度ができているので、勝率でいえば比較的高いとは思うんですけれど。

僕らのアイデンティティとしてあるのがですね、「力まず、恐れず、スピーディに」っていうことがあって。失敗するからやらないではなく、成功する可能性が多少でもあるんだったらトライしようっていうのが我々の考え方なんですよね。

あとは企業のカルチャーとして、失敗をしたとしてもそこに対する叱責はないと。むしろ賞賛があるっていうのが僕らの特徴かもしれないですね。

失敗してしまうと会社としては赤字になりますが、「それでもいい!」と言える要因が他にあるのですか?
他社がどうかは分からないんですけれど、失敗は成功の母と昔から言われているのもあると思うんですけれど、実際は失敗を重ねていくことによって学ぶことの方が大きいですね。

だとするんだったら容認できる。我々自身の体力が本当の意味で失われないレベルであるならば、大いにどんどん速いスピードで失敗をしていって、結果的に成功の確率を高めていくっていうのが、成功するための秘訣じゃないかなって僕は考えています。

大事なのは、ベーシックという会社の強みに立脚できるかどうか

問題解決のためのポイントになるのはどんなところですか?
僕らが成長戦略を決める上において、当然のことながら問題があるかないか、競合の数っていうところと市場の規模ですよね。

規模って言っても大きければいいっていうことよりも、成長していくかっていうことが非常に重要で、加えて重視しているのが、ベーシックっていう会社の強みに立脚できるかっていうところなんですよね。

例えば、うどんのASEANの展開っていうところにおいても、単に僕らはそれをやりたかったという訳ではなくて、日本国内のフランチャイズの本部と、実際に出ていきたくても行けないっていう課題があって。でも僕らは出ていく力があるっていうのをマッチングさせて動かしているっていうだけなんですよね。

FCのノウハウが全くない僕らがやらないっていうことではなくて、知っているからこそできる、関係があるからこそできるっていうところですし。例えばスマートフォンっていうところにおいても、たくさんのプレイヤーが市場に参入して行っているんですけど、実際に僕らの中では1,000万DL以上の実績もありますし、それらをネットワークしているような独自のネットワークっていうものも持っているし。

それらっていうのは全くの0から始まっているんですけれど、ここまでたまってきた事業を基にして強みに立脚するってことができるよねと。最後に来るWEBマーケティングっていうものは、これは創業のころからずっとやってきている事業になりますし、それを実際に外にノウハウとして出せるレベルのところまで昇華したなという認識を持っているので、それ自身を出していこうというのが一つ狙っているところですね。

Webマーケティングのない会社はない、そういう世界がくる

JFCがうどんに決めた理由は何ですか?
もともとうどんに決めた最大の理由というのは、我々が視察して行ってASEAN諸国をずっと縦断して渡って来たんですけれど、僕の中で有名なところでいくと寿司であったりとかラーメンであったりとか、カレーもあるしとんかつもあるし。実質日本にあるものは何でもあるんですよね。ただ、唯一なかったものがあって、それが何かっていうとうどんだったんですよ。

うどんってすごく面白い食材っていう特徴があってですね、水と粉でしかできていないっていうところもあるので、国を選ばず展開できるんじゃないかっていうところもそうなんですけれども、あとはそもそもASEANに関して言うとヌードル文化なんですよね。揚げ物が好き、しかもセルフサービスに慣れているっていう観点でいくと、合わない理由がなかったっていうのが非常に大きなポイントです。

外食産業っていう観点で考えていくと、外食産業ってすごく面白くってですね、それは何かっていうと寡占化しないっていう産業なんですよ。地域に根差すお店っていうのは、わざわざ1時間かけて行くっていうのはよほどのお店じゃないと起こらない。要は徒歩圏内で行けるお店に行こうっていうモデルになっているので、今後大手が仮に参入してきたとしても、我々は我々の強みが活かせる、そういう産業の特徴っていうのも活かして、かつ僕らはマーケティングが得意なので、特にASEANに関してはSNSですね、ソーシャルのサービスが普及しているので、強みを掛け合わせることによって勝てるサービスに持って行けるんじゃないかっていうことで進出を決めたっていうことがありますね。

数あるアプリの中で、埋もれるのを防ぐためには?
実際に実績として1200万DLくらいの実績はすでに持っているんですね。それに関してはカジュアルゲームっていうことなんですけれども、そういったゲームを普及させる過程の中で僕らの中で培ってきたノウハウっていうのは確かにあります。

ただ、アプリの事業をやっていく上において重要なものって何かっていうと、年間で38個しかDLされないっていうデータがあるんですよね、今アプリケーションって。もっと言うと、日常的に使われるアプリケーションていうのは8個らしいんですね。では、その8個を狙うのか38個の中に入れていくのか、そこの中で共通項としてあるのはやはり生活に根付いているものなんですよねアプリとして。

僕らがもともと事業としてやってきていた生活に密着したサービスって非常に多くやってきているので、そこって得意分野として考えられるんじゃないかなっていうのが、これからアプリの事業として狙っていこうっていう領域ですね。具体的に何をするのかっていうのはいくつも挙がってきているんですけれども、そこに関してはまず38の中に選ばれるものっていうのを今ちょっとピックアップしているという感じです。

傾向が変わってきていて、データとして出ているんですよ。多分実際皆さんもそうなはずなんですよ。僕もね、最近やっぱり自分で入れてて、顔ぶれやほとんどレギュラー化してきているし、その一人当たり38個っていうのはあながち間違っていないなと。つまりは、そんなに暇じゃないっていうことが言えると思うんですよね。

日常的に100個も落として、あれやこれやって使わないと思うし、もっと言うと自分の経験値が活かされるものをやはり人間って使いたいと思うんですよね。ウェザーニュースに慣れている人だとするんだったら、ウェザーニュースをわざわざ変えてまで何か天気予報のアプリを使う必要があるのかっていうと、別にないじゃないですか。別にデータが変わらないんだったら。慣れているものをササって使う方がやっぱりいいと思っていて。残されている時間は実はそんなに長くないと思うんですよね。だからその中の1/38に持っていけるかっていうのが、これから我々がチャレンジするにはうってつけのテーマじゃないかなって思っていますけどね。

WEBマーケティングでターゲットにするのは、専任の人がいない中小企業になりますか?
そうですね。必ずしもそうじゃないんですけれど。じゃあ、WEBマーケティングの事業に何でフォーカスしているかっていうと、今後ますます絶対に企業としてやっていかなければいけない。例えるんだったら、経理とかと同義だと思います。要は経理のない会社ってないと思うんですけれど、WEBマーケティングのない会社っていうのが今後ないっていうくらい、そういう世界が来るだろうって思っているんですね。

なんでそうなのかっていうと、スマートフォンの登場なんですよ。具体的にスマートフォンが登場したことによって、皆さんの消費行動って変わったんですよ。何かっていうと、今までだったらPCで何かを調べます、目当てのお店が見つかりました、じゃあそこに行きましょうって言って行きますよね。

ただ、スマートフォンが生まれたことによって、実際に道すがら歩きながらですね消費する行動が変わっていっちゃうんですよね。Aっていうお店に行こうと思ったけれど、やっぱりBの方がよさそうだからB行こうよとか。じゃあ、B行こうと思ったけど、よく見たらCのお店がセールやっているからやっぱりCに行こうみたいな行動が起こるじゃないですか。

今度は企業っていう視点で考えていった時に彼らは何しているかっていうと、基本的には消費者の行動に合わせて戦略を立てるんですよね。大手企業であれば引っ張るっていうことはできるけれど、僕らが見ていきたいなって思っている中小企業、特に300万社以上ある企業に関して言えば自分たちでマーケットを引っ張るということはやっぱり出来ない。

だとしたら基本的な方向性としてはフォロワー気質なんですけれど、じゃあフォロワー気質の企業が何をするのかって言ったら、ユーザーが消費者がそういう行動をしているんだったら、自分たちの行動も変えていこうという形に変わっていくのは間違いないと。だとするときに、我々が持っているWEBマーケティングのノウハウというものを、ただ単純に言葉というものだけではなく、ツールも通じてノウハウも通じて、メソッドも通じて支援していくっていうのが、今回やろうと思っているWEBマーケティングの事業すべてなんですね。

結果、何が起点になっているかって言うと、スマートフォンの登場によって起こったユーザーの消費行動っていうところにフォーカスしています。

本当にすごく変わってきていて、PCのサイトのままでいいやって未だにちょっと思っているんだけど、特に今年に入ってきて実際にトラフィックは逆転しているんですね。まだ気づいていないんですね。だけど、来年からは絶対に変わってくると思う。何かっていうと、データを見たときに、どうやら前やっていたやり方がうまくいかなくなってきたぞっていう時代ですよね。

そうなったときに代替するものは一体何なのかなってことを考えた時に、かたわらに我々のサービスがあるっていう状況を作っていきたいなと思っているので。実質今は仕込みの段階なんですけれども、そういったものを来年、再来年を見据えて徐々に徐々に手を打っているっていうのが状況ですね。

本当に違うんですよ。こないだ話聞いて驚きましたけれど、パソコン持っていない人もそうだし、パソコンを持っていてももうパソコンを見ないと、見ないでスマートフォンの中でそのまま買い物をしちゃいますという子はザラにいるんですよね。若い世代からしたら当たり前かもしれないですけれど、実際はスマートフォンで見て、家のPCで最終確認してアクションっていう流れが主流なんじゃないかなっていう風に我々の中でも議論していましたけれど、デバイスひとつですべての行動が決まっちゃうという状況になってくると、そこに最適化した情報がなくていいのかって言ったら、絶対にそれはNOじゃないですか。

だとすると企業はここから大挙して動いていくっていうのがまさにここから来るだろうなと。今度はその時に自分たちの持っているサイトとか、自分たちの持っているサービスだったりとか、そもそも自分たち自身でどうやって紹介したらいいの、どうやってアピールしたらいいのっていうのが目下の課題になってくると思うんですよね。やはりPCのノウハウがそのまま活きてくるわけではないので。その中で僕らが持っている先行して築き上げてきたノウハウを惜しみなく提供していこうっていうのがWEBマーケティング事業ですね。

僕らは変化する集団であろうと思ってます

今後、ベーシックはどのような方向に向かいますか?
向かう方向は基本的に問題のある方向っていうところで、やはり変わりがないとは思うんですね。あとは強みに立脚するっていうことも変わりがなくてですね、今の強みが来年も強みのままなのか、再来年も強みのままなのか、5年後も強みのままなのかっていうところでいくと多分変わると思います。

問題解決する集団っていう形で定義付けていますけれど、もう一個メッセージとして社員全体に言っているのは、「変化する集団」であろうということですよね。頑なになるっていうことはやはり危ないことではあるし、その自分たちが持っている強みをただ引き延ばしていけば勝ち残れる時代なのかっていうと、そこも違うと思うんですよね。会社全体としては問題のある方向に向かっていくし、強みにも立脚していくんだけれども、その実態はいろんな形で変化していくっていうのが、今後我々が進むべき姿じゃないかなと思っています。

重要なのは理想を持つこと

向かっていく方向を達成するために必要だと思っていることは何ですか?
これは会社の中で定義している人物像っていうところにあるんですけれども、一つはリーダーシップを持っているっていうこと、もう一個が理想を持っているっていうことですね。最後がプロであるっていうこと、この3つになるんですけれども、やはり重要なことって実は一番真ん中の「理想」っていうところに来るんじゃないかなと。

問題を発見するためには絶対に理想がないと気付けないんですよね。人によっては散らかっている部屋は問題じゃないっていう人もいるでしょうし、散らかっている部屋は問題だっていう人もいると思うんですよね。

これはいい悪いっていうことではないんですけれども、理想を持つことによって散らかっているということを認識できるっていうのが重要なことなので、我々としてはその人自身が問題に対してどういう理想を持っているのと、だからこういう問題なんだということが定義できるっていうのが重要だって思っているんですね。その時に、行動を起こしていくときにリーダーシップですよね、スッと手を差し伸べられるような役職に関わらず問題解決するっていうのが僕らの定義なのでそういう人が必要になってくるし、今度はプロっていう観点で言えば、実際の問題を解決しようと思ったら壁は高かった。じゃあ、その時に貪欲に自己研鑽できるっていう人がやはり求められてくると思うし、僕らはやっぱりそういう人と一緒に働きたいなと思います。

事業が始まるときは、社員からの発信で始まるのですか?
始める人は本当に誰でもいいんですよ。さっきのリーダーシップの定義にあるんですけれど、役職に関わらず問題解決するっていう形なので、それこそ今日入ったアルバイトの子でもいいのかもしれないし、当然のことながら役職者がやるのでもいいかもしれない。つまりは誰でもいいんですね。

問題が問題提起されたことによって、我々自身も問題だと認識されるとするならば、その中で我々の強みであるWEBマーケティングの力を使ってできるのか、できないのかっていうことですよね。あとは経済的に叶えられるものなのか、叶えられないものなのかとか。そういった合理的な判断というものは当然していくんですけれど、いずれにしてもスタートは誰かの発信でもいいし、問題があるかないかっていうところに結局は行き着くんですよね。

さっきも例えましたけど、綺麗好きな人が気付くこととそこが気にならない人が気付くことってやっぱり全然違うじゃないですか。問題は問題だったりするんで。誰っていうのは僕の中では正直ないですよね。なるほどなっていうことはやはりたくさんあるので、それだったらやってみようよってことですよね。これはやはり実際、事業に関わらないですよね。

社内の内部で起こる出来事っていうのも実質的には問題解決の連続だったりするので、誰かが何も言わないから私も言わないっていうスタンスをとるのか、誰かが何も言わないけれど私は言うっていうスタンスを取るのかって言ったら、圧倒的に後者の人の方がいいじゃないですか。そういう人たちをやっぱり集めていきたいし、そういう人たちが問題解決するための課題を出してくれるんですよね。

問題と課題の違いは何ですか?
よく誤解されやすいのが、問題と課題の違いっていうのがあってですね、問題っていうとマイナスの要素なんですね。課題っていうとプラスの要素って定義しています。じゃあ、問題ってどういうことなのって言うと、そのある状態ですね。床にゴミが落ちている、社内が散らかっているというのが問題という状態なんですけど、じゃあ問題を受けて課題っていうのは行動に落とすっていうことですよね。

(ゴミが)落ちない状態にするためにやるべきことであったりとか、朝昼晩みんなが来たらゴミ拾いをする。ゴミ拾いをする会社ってあんまりないかもしれないですけれど、するようにしようとかそういう形で行動に落とすっていうのは、これすべてプラスの行為になっていると思うんですけれど、それが問題と課題の違いなので、我々自身としても声高に「問題が!問題が!」と言う人もいるんだけれども、問題を提起するのであれば、やはり課題まで一緒に落とし込もうと。

それを解決するための課題設定というのはどうあるべきなのっていうことを確認するようにはしていますね。
解決に向かっている状態か、向かっていない状態かってことですね。これが「問題だ!」って言っちゃう人っているじゃないですか。「どうすんだよ?」って言ったら「それはない、ノーアイデアだ」と。もちろん問題提起することはすごく大事なことだししてもらいたいんだけれども、ただ単にそれだけを言い続けられても仕方がないっていうのはありますよね。「どうやって課題に変えるの?」っていう。

ベーシックに必要な人物像はどのようなものですか?
端的に言ったら、問題解決できる人ですよね。もうちょっと噛み砕いていくと、落ちているゴミがあるならばそっと手を差し伸べられるそんな人なんじゃないかなと。要は問題が問題だって言えるってすごく重要なスキルだと思っていて。やっぱり世の中に属していると、どうしても流されてしまうことってあるんですけれども、それはそうじゃないと、ここはここで問題なんだっていうことが言える人っていうのが僕らと一緒に仕事をする上においては一番重要な要素じゃないかなと思っています。

こういう人は嫌だっていうところで考えていくと、会社の基本方針として「君はどうしたい?」っていうのがとても重要視されているんですね。このベーシックっていう会社に入って、例えばこの事業でこうしたいとか、ベーシックの会社に入って一緒に問題解決したいっていう意思が明確にある人でなくては困るし、逆に言うと、それを持っていない人であるならば、我々は絶対に仕事をしたくないと。もっと言うならば、一緒に働いたとしてもそうじゃないんだってことが分かるならば、早めにお別れしたいなっていうくらいの気持ちですね。

ビジネスマンに必要なスキルは変わっていく

海外赴任はあったりしますか?
ありますよ、これからは。これは間違いなくありますね。実際、今来年から若い子が1か月くらいかな、行ったりとかもありますし、すでに海外で働いている人間の3名がですね、うちの社員で赴任していますから、そこからっていうのもあるでしょうね?

どこの国ですか?
今はシンガポール。今周辺諸国で交渉が進んでいるので、もしかしたらその周辺の国っていうこともあり得ますね。

ベーシックの社風はどのようなものですか?
今までは牧歌的なサークル系なんだけれど、これからはエッジを立たせてシャープな組織にしていこうと思っているんですね。その中で特徴的なのが、小さい人員で大きな仕事をやはりしていきたいっていうのがあるのと、やはりこのITのサービスが普及している過程の中でいくと、必ずしも中に人がいる必要があるのかっていうと、そういうわけではなさそうだなと思っているので、その未来の働き方っていうのは模索しようと思っているんですね。

端的に言うと、中にディレクターがたくさんいる状態ですよね。ディレクターだったりプロデューサー、考えることを生業にしている人たち。マイクロタスクであったりとかは外のクラウドサービスを使ってディレクションしながら回していくっていうのが、我々が求めている理想の働き方だし、今後組織として求められていく形なんじゃないかなと思っているんですよ。そこを先んじて実現していこうっていうのが、これからのベーシックの働き方ではあるので、そこはトライしていこうということですね。

ビジネスマンとしてのスキルは、今後変わっていくのでしょうか?
そうですね。発想力っていうのはより、これはベーシックに限らないんですけれど求められてくると思うし、ディレクション能力=コミュニケーション能力じゃないですか。それがこういう形で対面じゃなかったとしても、オンライン上だったとしてもコミュニケーションができるっていうのがとても重要なスキルになっていくし、我々の会社に入ることによってそういったスキルっていうのはたぶん磨けていけるようになるんじゃないかなと。それはなぜかって言ったら会社が求めているからですね。

外部の人を上手く集めるための方法はありますか?
思うのは問題の大きさじゃないかなって思いますね。問題の中に我々自身がどんなビジョンを描いているのか。やはり人って誰かの役に立ちたいと思うじゃないですか。問題が多きければ大きいだけ燃え上がっていくと思うんですけれど、そういう形で事業を基にして惹きつけていくっていうのが目指したい姿ですね。

何らかのそういったものに関与しているっていうのは、過去にさかのぼっても人ってそうだったと思うんですよ。そういった事業を我々は行っていきたいなと思っていますね。

社員にも言っているんですけれど、シンプルなシングルタスクと言うか、そういったものが評価される時代って本当に減ってきているんですよね。悲しいかな仕方がないと思っていて、それは何かって言うとITの普及っていうところもそうですし、システムが今までつながりきれなかったものがつながるようになってきたので、今までがむしろ過渡期だったっていう前提で考えて行動していった方が、より未来って楽しくもなっていくだろうし。

逆に今までのやり方にあまりに固執していくと、あっという間に取り残されていくので、さすがにそれは社員にそうなってほしくないなと思うし、僕自身もそうはなりなくないなと思っているので、未来を予見してそこに向けた先回りですよね、そういうことをチーム全体でやっていこうっていうのがベーシックの考え方ですよね。孤独にならないっていう。

できる人が総取りで、できない人が小銭を稼ぐ時代になりますか?
それは本当仕方がないと思っていて、先進諸国が実質そうなっているじゃないですか。そうでない方が僕もいいとは思うんですよね。そうでない方がいいから留まるっていう思考はやめた方がいいって思っていますね。

そうでない未来を、そういう理想を持って行動しながらもそれを受け入れた行動をして行ってですね、力をつけた時に何かをするっていうのも一つの方法じゃないかなとも思いますし。

常に考える、思考し続ける力が身につく

ベーシックでは何が得られますか?
単純に発想力をひたすら求めていくので、常に考えるっていう思考する力でしょうね。そこが圧倒的に他社にいるよりも身に付くんじゃないかなと思います。
本当に変わっていきますよ。やってて思いますもん。クラウドのアンカーさんとかで1日多い人だと2万文字打つとか、普通に打てるらしいんでザラに。

やりたいかって言われたら僕はやりたくないですよ。その人はやりたいわけじゃないですか。やりたい人ってのがマッチした仕事がたくさんいろんな形で点在していくと思うんですよね。それも見つけやすくなっていくと思うし。そこで生計を立てて、持ちつ持たれつですよ。

できない人が逆転するのは難しくなりますか?簡単になりますか?
変わらないと思うんですよね、今と別には。富の再分配の仕方が変わっているんでしょう。日本で言うと一億総中流っていうのがあったんですけれど、要は何かっていうと分業しきれないからそうなったわけじゃないですか、そのもの自体が。だから十分価値あるものだよねってっていうものがその人自身が持っていた仕事っていうものがより細分化されたんですよね。

それによって本来なら無駄があったから総中流であったんだけれど、最適化されてから当たり前だけどシャープネスになっていくので、これはいるしこれはいらないってなっていくわけじゃないですか。

ただ、それは平衡するとその選択肢も増えていっているはずなので、どこの選択肢を自分でどうチョイスするかだけなんだと思うんですよね。それを使って頭角を現そうとしているのか、来ているものを口開けてただ口パクパク食べて、今日何となく食べられたからいいって思ったのかだけの違いで。じゃあ、その行動の違いって何かって言ったら、理想を持っているか持っていないかだと思うんですよね。

こうありたいっていうことに対して、それを理想を持って問題に向けた課題を設定するっていうことなんですけれど、ほとんどの人っていうのは理想を明確に持たないので問題提起まで行かないんですよね。問題提起に行かなかったら課題にもならないので、今日何するっていう行動の変化も起こらないじゃないですか。その違いだけだと思いますよ。それは昔も今も変わっていない。

昔はみんな平等にさせてもらえたってわけじゃないじゃないですか。特に僕が若いころなんて起業するなんてむしろリスクだっていうふうにとらえていた時代だったと思うし、今の方が起業はしやすいし。起業がすべてのゴールだとは思わないけれど、ひとつ成功するための近道ではあるんじゃないかなとは思っていますけれどね。

具体的に細かく定義していかないと、人ってやっぱり行動って変わらないんですよ

自分のいい部分をみつける方法はありますか?
今うちの会社でリーダーシップ研修っていうのをやっているんですけれど、その見つけるメソッドとかっていうのを一緒にはぐくんでいるところなんですよね。

僕がよく例えるのは、方角を決めなければ旅行すらままならないっていう話をしているんですよ。北に行きたいのか南に行きたいのかで、旅行に行く方向も変わるじゃないですか。それだけじゃ旅行は成立しないですよね。じゃあ、南だったら南のどこに行きたいんだっていう話だし、北だったら北のどこに行きたいのって話だし、じゃあ国だったらどこに行きたいの?国だったらどの都市に行きたいの?その都市で何したいのっていうのが決まってくるから旅行のプランって決まるんだと思うんですけれど、それは人生も一緒なんですよね。

だけど、それを決めようとしていないっていうだけなので、具体的に言うと向いた方向に心が少しでも揺れるんだったら、そっちの可能性は高いよねっていうのは言っていますね。あとよく言っているのが、体のいい言葉で抑えない方がいいよと、都合のいい。何か起こりました、じゃあ明日から頑張りますみたいなのは言葉としてはポジティブでいいんだけれど、何の具体性もないわけじゃないですか。

頑張ろうとか考えなきゃいけないですねとかっていうのは、考えるって何を考えるの、もっというと今何考えているのっていうところを明確にしていくと変わっていくんですよね。さっきのような体のいい言葉、聞こえのいい言葉を発することによって自分自身をごまかされていっちゃうんで、それはやめようよって話はしていますね。

モヤモヤしているんだったら何にモヤモヤしてるのって、朝起きたらモヤモヤしたの、お昼にモヤモヤしたの、夜にモヤモヤしたの、寝ようとしたらモヤモヤしたのっていうね。今やっていることにモヤモヤしているのか、昔あったことによって変わったのかとか。

結局ね、具体的に細かく定義していかないと、人ってやっぱり行動って変わらないんですよね。だから夢かなえている人たちってどんな分野でもそうなんですけど、例えばオリンピックで金メダル取ってる人って小学校のころからそういうこと言ってるじゃないですか。言ったからってことじゃなくて克明なんですよ。

ニューヨークヤンキースに行ってこういう形でこうなりたい!みたいなことを言ってるじゃないですか。それが定まるから、今日からの行動が変わってるんですよね。だから僕はみんなが練習しなくても毎朝毎晩素振りするんだとか、イチローだったらバッティングセンターに行って何百球も打つんだとかっていう行動をしているわけじゃないですか。

あれは彼らが天才だからっていうことではなくて、何かを掲げていて、そこから逆算して考えていったら今からやることはなんだっていうことを決めてやってるってだけなんだよ要するに。本当にそれで完全に叶うかどうかは分からないけれども、少なくとも何となく上手くなりたいなって思ってやっている人よりはうまいですよね、そう決めて行動している人の方が。

だからやっぱり、有名人になりたいとか起業家になりたいとかなんでもいいですよ、アイドルになりたい、本当に何でもいいんだけど、そんなことを言っている間は絶対に叶わないですね。空から100万円降ってこないかなって言っているのと変わらないから。

決めてDOする、それだけ

でも、みんなは変わらないって思っていない。100万円降ってくるって言っているのと同じだよって、いやそんなバカげたこと言ってないですよって言うんだけれど、有名になりたいってどういうことなのって。

いきなり道歩いていて、君いいねって言ってくれる日が来ると思ってるの?もっと言うと今まで来たことあるんだっけ?ってないわけですよね。そういう形で細かく整理していくと気付くっていうことが。仕事の上においても、普通の人よりもちょっとはいい仕事できるようになりたいなってみんな思うでしょって言ったらそうだって言うんですよ。

じゃあ、他のそういう人たちと比べて、その人たちよりもちょっと上の努力してるのっていうとしてないんですよね。じゃあ、なんでなれるのって。何となく簡単で日常的にあふれているものだから、すぐ手に入ると思っている勘違いなんですよね。すごいシンプルだと思いますよ。そこだけなんですよね、決めてDOするっていう。

決めるっていうこともしていないし、決まらなければ行動を伴わないって話ですよね。ある日突然何もないのにお給料倍になんないじゃないですか。なったらいいよねって言ったら、みんな絶対いいですよね、いいなって思うけど、倍になるには倍になるだけの理由があって、その理由をもたらすのは誰なのっていうだけだと思うんですよね。だからその選択肢が今広がっていると思いますね。必ずしも組織に属さなくてもできるから。誰よりも圧倒的なパフォーマンスが出せれば、2倍にも3倍にもなる時代だし。でも、それができないんだって話なんですけどね。ただ、本当に問題と思っていないっていう方が大きい感じですね。

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