ベーシックは2月8日、同社のマーケティングツール「ferret One」と法人向け名刺管理サービス「Sansan」における名刺データ連係機能の提供を開始した。顧客情報を効率的に管理、活用できるとしている。
ferret Oneは、ウェブサイト作成や訪問者のアクセス解析、顧客の管理、メールの配信、フォーム作成といったウェブマーケティングの機能を提供する。新機能では、Sansanに保存されている名刺データを「Sansan Open API」経由でferret Oneへ取り込み、同期できる。手作業で都度CSV形式ファイルなどを出力したり、ツールにアップロードしたりする手間が解消される。
連係可能なデータの種類は、期間や会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、名刺の入力状態(入力中・入力済み・読み込み不可)になる。
ferret Oneに取り込めるデータは、同ツールにある問い合わせフォームに登録されているユーザー情報と関連付け、利用者は詳細なユーザー情報を把握でき、状況に応じたよりきめ細かいメール配信といったマーケティングコミュニケーションを可能にするという。